米ハーバード大のコンピュータサイエンス入門講座「CS50」の2022年度最新版を日本語化し、専用サイトにて無償公開

米ハーバード大学がオンラインで無償公開しているプログラミング学習、コンピュータサイエンスの入門講座「CS50: Introduction to Computer Science」及び「CS50’s Web Programming with Python and JavaScript」の2022年度最新版の日本語化が完了し、専用サイトにて無償公開したことをお知らせ致します。今後、コロナ禍で影響を受けた学生にプログラミング学習を無償で提供する支援プロジェクト「CODEGYM Academy」にて履修認定証明の取得が可能となります。
LABOTは、2021年5月よりコロナ禍など経済的事情や家庭環境に関わらず、多くの「学びたい意欲のある人材」が、良質なプログラミング教材に母国語でアクセスできるようにしたいという想いから、世界中の大学からの質の高い授業が集まるesXの「CS50’s Introduction to Computer Science」、「CS50’s Web Programming with Python and JavaScript」の日本語版の翻訳作業を進め、ライセンスに基づいて日本語版コンテンツのすべてを無償公開してきました。
日本語翻訳専用サイト:https://cs50.jp/
CS50’s Introduction to Computer Science について
米ハーバード大学、米マサチューセッツ工科大学が共同で設立したオンラインコースプラットフォーム「edX」(MOOC = Massive Open Online Course) 上で公開されている講座で、ハーバード大学の学生向けに展開されている CS50 というコンピュータ・サイエンス入門講義の内容が、オンラインでビデオ配信並びに講義スライドなどが全て無償公開されているものです。 edX で最も人気なコンテンツの一つとして、インターネットを通じて教育への機会のアクセスを求めている、全世界の282万人のユーザーがこの授業に履修登録をしています。
CODEGYM Academy 秋入校エントリー開始
LABOTではこれまで、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、やむを得ない経済的事情で学習を断念してしまった方や、本来期待していた学びの環境を受けられなかったといった事情をお持ちの、就職活動を控えている日本全国の学生の方に対し、プログラミング教育を無償提供する支援プロジェクト「CODEGYM Academy」を実施して参りました。2021年3月から開始し、これまで総勢1540名のエントリーをいただき、受講生による大手企業へのエンジニア内定も決まっています。
春入校までは、土曜日の午前中に、全受講生が同期的にCS50の講義動画を視聴していました。今回の秋入校からは、予習として講義までに各自視聴してきてもらう形式に変更します。これにより、特別講師による講義や、CODEGYM Academy卒業生による勉強会を実施できる時間が増えることで、受講生は土曜日にリアルタイムで受講するメリットをより享受することができます。 Creative Commmonsライセンスに基づき、米ハーバード大学が、提供しているコンピュータ・サイエンス科目「CS50’s Introduction to Computer Science」をメイン教材として採用しており、履修者は2022年度最新版の履修証明書の取得が可能です。この授業では、メモリ管理、データ構造とアルゴリズムといったコンピュータ・サイエンスの基礎的な知識から、Python/Djangoを用いたWebアプリケーションの開発、ユーザーインターフェース、セキュリティやテストといった実践的なWeb開発スキルまだ幅広く身に着けることができ、その後は手厚いキャリア支援によりエンジニアとしての就職支援を提供します。
CODEGYM Academy 公式HP:https://codegym.jp/academy